フクミツ副業ガイド
販売・物販系

せどり・物販副業の始め方|メルカリで月0〜10万円を目指す【2026年版】

フクミツ編集部|2026-06-01 公開
月収目安月0〜10万円
初期費用数万円〜
難易度★★★☆☆
初収入まで2週間〜2ヶ月

せどり・物販副業は、安く仕入れた商品をメルカリやAmazon、ヤフオク等で販売し、その差額を利益として得る副業です。スマホ1台で出品作業ができ、数万円程度の仕入れ資金から始められるため、物販系の入口として相談を受けることが多いジャンルです。 ただし「安く仕入れて高く売る」と言葉で書くほど単純な副業ではありません。実際には仕入れ判断のミス・在庫の滞留・想定より低い利益率・偽物リスク・古物営業法の許可漏れなど、最初の数ヶ月でつまずく要因が複数あります。このガイドでは、初心者が無理なく続けるための仕組みづくりと、法律・税務の前提を踏まえた進め方を整理します。

向いてる人

  • 数字(仕入れ価格・販売価格・手数料)を1件ずつ管理できる人
  • 在庫の保管スペース(押し入れ1段分程度)を確保できる人
  • 数万円の仕入れ資金を「先に失う可能性」と割り切って投じられる人
  • 梱包・発送の事務作業をコツコツ続けられる人
  • リサーチや法令の確認を面倒がらない人

向いてない人

  • 在庫リスクを一切取りたくない人(→デジタルコンテンツ販売の方が向く可能性)
  • 家族に在庫を見られたくない・自宅に保管したくない人
  • 古物商許可など事務手続きが負担に感じる人
  • 「仕入れ=出費」を心理的に受け入れられない人

せどり・物販副業とは?フリマ/中古/新品で構造が違う

せどり・物販副業は、商品を仕入れて販売し、その差額(粗利)を積み上げる物販ビジネスです。実態としては大きく3つの形に分けて考えると整理しやすくなります。 ・不用品販売:自宅にある不用品をメルカリ等で売る形。在庫リスクが無い入口として位置づけられます ・中古せどり:リサイクルショップ・フリマ・ネットオークション等で中古品を仕入れて販売する形。古物営業法の許可が原則必要です ・新品物販:問屋(NETSEA等)やメーカーから新品を仕入れて販売する形。許可は中古品と異なる扱いになります 「副業 メルカリ」で検索する層の多くは1つ目の不用品販売を起点に、2つ目・3つ目へ広げるルートをたどります。月の手取り目安は、不用品段階で月0〜2万円、中古せどりで月1〜5万円、新品物販で月3〜10万円程度に置く想定が現実的です(仕入れ規模・回転率で大きく上下します)。 次の章から、最初に直面する「利益が思ったほど残らない」現実を見ていきます。

最初のつまずき:仕入れ失敗・利益率の錯覚・在庫滞留

せどり・物販副業で挫折する人に共通するのは、開始から2〜3ヶ月の間に起きる次のようなつまずきです。実際の相談で多い順に並べました。 ・利益率の錯覚:1,000円で仕入れた商品が2,000円で売れても、販売手数料10%・送料・梱包資材を引くと手元に残るのは数百円というケースが起こります ・回転率の見落とし:1個あたりの利益は出ても、売れるまでに2〜3ヶ月かかれば月収換算では小さくなります ・仕入れすぎ:「これは売れるはず」と感覚で大量に仕入れ、想定通りに売れず在庫が残るパターンです ・偽物リスク:ブランド品・家電・コスメで偽物を仕掛けられ、出品後に通報・アカウント停止になる事例があります ・古物商許可の未取得:中古品を継続的に売る前提なのに許可を取らず、後で気づいて慌てるケースです 特に1〜3つ目は、表計算ソフトで1件ごとに「仕入れ値・販売価格・手数料・送料・梱包・利益」を記録する習慣があれば大幅に防げます。逆に言えば、この記録を省くと「売れているのに残らない」状態に陥りやすいジャンルです。 本ガイドでは、この記録の徹底と、後述する古物営業法の確認を最初の2ステップに置く構成にしています。

古物営業法と禁止商品:中古品せどりに必要な法律確認

中古品を継続的に売買して利益を得る場合、原則として古物営業法に基づく「古物商許可」が必要です。許可は警察署(生活安全課)で申請し、申請手数料は19,000円が目安です(最新の運用は警察庁・各都道府県警察の公式情報を確認してください)。 許可が必要・不要のおおまかな判断軸は次の通りです。 ・自分が使っていた不用品を売る範囲:原則として許可は不要と整理されています ・転売目的で中古品を仕入れて売る:原則として許可が必要 ・新品をメーカー・問屋から仕入れて売る:古物商許可とは別の扱い(取り扱う商材によって関連法令が異なる) また、商材によっては別の法律が関わります。代表例は次の通りです。 ・医薬品・医薬部外品:原則として個人が販売するのは難しく、薬機法の規制対象です ・食品:食品衛生法の許可・届出が関わるため安易な販売は避けてください ・化粧品:未開封・適切な保管でも販売には製造販売業の許可が関係し、規制があります ・チケット類:転売目的での購入・販売は「チケット不正転売禁止法」の対象になる場合があります 判断に迷う商材は、所轄の警察署や各官公庁の公式窓口で事前に確認するのが安全な進め方です。「知らずにやっていた」が通用しないジャンルなので、最初に許可と禁止商材の整理を済ませてから仕入れに進む順番を強くお勧めします。

利益率と回転率:1件ごとに数字で記録する仕組み

せどり・物販副業を続けられるかどうかは「数字を見ているか」に尽きます。感覚で仕入れる人は数ヶ月で消耗し、表計算ソフトに1件ずつ記録する人は同じ仕入れでも利益が積み上がる、という差がはっきり出ます。 記録項目は次の通りで十分です(スプレッドシート1枚で運用できます)。 ・仕入れ日/仕入れ先/商品名/仕入れ価格 ・出品日/販売プラットフォーム/販売価格 ・販売手数料(メルカリ10%・Amazon 8〜15%程度などプラットフォームごとに異なる) ・送料/梱包資材費 ・粗利(販売価格 − 仕入れ − 手数料 − 送料 − 梱包) ・出品から売れるまでの日数(回転率) この記録があると、利益率の目安と回転率の目安が見えてきます。一般に、副業せどりでは利益率15〜25%・1ヶ月以内の回転を目標に置くと無理が出にくいと言われます(あくまで参考値で、商材で大きく変わります)。 「いくら売れたか」ではなく「手元にいくら残ったか」を週次で確認すること。これが、薄利で疲弊するパターンを避ける最短ルートです。

仕入れ先の選び方:不用品→中古せどり→新品物販の順で

初心者がいきなり数万円分を新品で仕入れるのは在庫リスクが大きく、お勧めしません。次の順番で段階的にステップアップする進め方が、損失を抑えながら経験を積みやすい構成です。 1. 自宅の不用品をメルカリで売る:在庫リスクなしで、出品・梱包・発送・購入者対応の一連の流れを体験できます 2. 中古せどりに進む:古物商許可を取得し、リサイクルショップやネットオークションで安く仕入れて販売します。家電・本・ホビーなど自分が詳しい分野から入ると目利きが効きます 3. 新品物販に広げる:NETSEAなどのBtoB仕入れサイトや問屋から新品を仕入れます。利益率は中古より下がる傾向ですが、回転率と再現性が安定しやすい領域です このとき、特定のジャンル(家電・コスメ・ブランド品など)に絞る方が、市場価格の感覚が身につきやすくなります。「何でも仕入れる」状態は判断材料が分散し、結果として在庫リスクが上がるためです。 自分が物販に向いているかを判断材料が少ない段階で迷う場合は、フクミツの[副業診断](/shindan/)で適性傾向を確認したうえで進めると、ジャンル選びの判断軸を整理しやすくなります。

プラットフォーム比較:メルカリ・ヤフオク・Amazon・BASE

販売チャネルごとに、買い手の層・手数料率・客単価・運用負荷が異なります。主要4チャネルの位置づけは以下が目安です(料率は変動するため最新は公式案内を確認してください)。 ・メルカリ:販売手数料10%。客層が広く回転が速い。中古品・ホビー・アパレルに強い。初心者の入口に向きます ・ヤフオク!:オークション形式でレアもの・コレクター品の単価が伸びやすい。プレミアム会員費がかかる場合があります ・Amazon(マーケットプレイス):販売手数料は商材で8〜15%程度。新品・刈り取りやすい商材の回転は速いが、規約と相乗り出品の競争が厳しめ ・BASE/STORES:自分のショップを構える形。手数料は比較的低めだが集客は自前。中古せどり主体ではなく、自分のブランド商品やオリジナル商品を扱う段階に向きます 副業の最初の数ヶ月は、メルカリ+(必要に応じて)ヤフオクの2チャネルに絞ると、運用負荷を抑えながら経験値を積みやすくなります。Amazon物販へ広げるのは、利益率と回転率の数字が安定してからで遅くありません。

確定申告と所得区分:雑所得・事業所得・経費の考え方

せどり・物販で得た利益は、規模感によって税務上の扱いが変わります。給与所得以外の副業所得が年間で一定額(会社員の場合の20万円ルールなど)を超えると、確定申告が必要になるケースがあります。 所得区分はおおむね次の整理です(個別判断は税理士・税務署にご相談ください)。 ・小規模・継続性が低い:雑所得として申告するケース ・継続的・反復的・営利性が高く規模もある:事業所得として申告できる可能性(青色申告の特典も活用しやすくなる) 経費になり得る項目の例は、仕入れ代金・梱包資材費・送料・販売手数料・古物商許可の申請費用・在庫保管に使うスペース費用の按分・通信費・PC費用の按分などです。レシートや取引履歴は売れる前から保管する習慣をつけてください。 「売れてから考える」のではなく「売れる前から記録する」。物販は記録が証拠そのものになりやすいジャンルなので、最初から会計ソフトで仕入れ・売上を月次で締める運用にしておくと、申告時期の負担が大幅に減ります。

始め方ステップ

1

自宅の不用品を3〜5点メルカリで売って流れを体験する

1〜3日

いきなり仕入れに進む前に、自宅の不用品を3〜5点メルカリに出品し、出品・梱包・発送・購入者対応・評価獲得までを一通り体験します。在庫リスクなしで、写真・タイトル・説明文のコツが身につき、後の仕入れ判断の前提知識ができます。最初の数日で売れる体験を1件作ることが、続けるうえで効きます。

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自分のスキルを自由に出品できる

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ストアカ

教えたいスキルを講座として出品できる

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タイムチケット

自分の時間を30分単位で販売できる

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2

古物営業法の確認と古物商許可の要否を整理する

1〜2時間

中古品を継続的に仕入れて売る予定なら、所轄の警察署(生活安全課)で古物商許可の申請手続きを確認します。申請手数料は19,000円程度が目安、許可までの期間は40日前後が目安です。自分の不用品販売のみで終わるなら不要ですが、中古せどりに進む可能性があるなら最初に整理しておくと迷いません。

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国内最大級。初心者向け案件が豊富

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自分のスキルを自由に出品・検索できる

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3

禁止商材と取り扱い注意ジャンルを書き出す

30分〜1時間

医薬品・食品・化粧品・チケット・偽物リスクが高いブランド品など、取り扱わない/注意するジャンルをメモに残します。意図せず違反するリスクを下げるために、自分が扱うカテゴリと扱わないカテゴリを最初に決めておきます。商材ごとの関連法令は各官公庁の公式情報を確認します。

4

仕入れ・販売の管理シートを作る

約30分

GoogleスプレッドシートやNotionで「仕入れ日/仕入れ先/商品名/仕入れ価格/出品日/販売価格/手数料/送料/梱包費/粗利/回転日数」を記録するシートを作成します。最初の1件目から運用を始めることが重要です。後から作ろうとすると、ほぼ続きません。

5

ジャンルを1つに絞ってリサーチする

2〜4時間

家電・本・ホビー・アパレルなど、自分が詳しい・興味があるジャンルを1つに絞ります。メルカリの「売れたもの」を検索し、相場・回転日数・粗利の出やすい価格帯を把握します。リサーチの段階で1件ずつ仮想損益を計算し、利益が出る価格帯のイメージを掴んでから次のステップに進みます。

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6

会計ソフトで開業届と帳簿の準備を始める

約1時間

継続的・反復的に物販を行う場合、開業届と青色申告で経費計上や控除を活用しやすくなります。会計ソフトで開業届の準備や、仕入れ・売上の記帳を進めておくと、申告時期の負担を抑えられます。所得区分や青色申告の可否は個別事情で変わるため、判断に迷う場合は税理士に確認します。

7

NETSEAに登録して新品仕入れの選択肢を確保する

約30分

中古せどりに慣れたら、新品物販の選択肢としてBtoB仕入れサイトのNETSEA(ネッシー)に登録します。個人事業主でも登録でき、卸価格で新品を仕入れて販売できます。古物商許可とは別の扱いになるため、新品・中古それぞれの取扱ルールを分けて運用してください。利益率は中古より控えめになる傾向ですが、再現性のある仕入れ先を持つことで月次の見通しが立ちやすくなります。

8

メルカリの本登録と販売運用を開始する

約1時間

メルカリに登録し、リサーチで決めたジャンルから出品を始めます。タイトル・説明文は購入者が検索する言葉で具体的に、写真は明るく実物に近い色味で撮影します。販売手数料10%と送料を含めた手取り計算をしたうえで価格を設定し、1件ごとに管理シートに記録する運用を継続します。回転と利益率の数字が見えてきたら、ヤフオクやAmazonに販路を広げる検討に入ります。

知っておきたいポイント

  • 「いくら売れたか」ではなく「手取りでいくら残ったか」を週次で確認する習慣をつけましょう。粗利の見えない物販は続きません
  • 中古品を継続的に売るなら古物商許可が原則必要です。自分の不用品販売に留まるのか、転売に進むのかを最初に決めてから動くと迷いません
  • 偽物リスクのあるブランド品・コスメ・家電は、目利きが育つまで扱わない選択も合理的です。アカウント停止は売上ゼロを意味します
  • 在庫は押し入れ1段分など物理的な上限を先に決めると、感情的な仕入れすぎを防げます
  • 1ジャンルに絞って3ヶ月続けると、相場感が体に入ります。複数ジャンルを同時に追うのは2ヶ月目以降で十分です
  • 自分が物販向きかどうか迷ったら、フクミツの[副業診断](/shindan/)で適性傾向を確認したうえでジャンルを決めると判断軸が整理できます
  • 仕入れ・送料・手数料・梱包資材費のレシートは売れる前から保管しましょう。確定申告で経費計上できる範囲が広がります

よくある質問

せどり副業に古物商許可は本当に必要ですか?

自分の不用品を売る範囲なら原則として許可は不要と整理されていますが、転売目的で中古品を仕入れて継続的に売る場合は古物営業法に基づく古物商許可が原則として必要です。判断に迷う場合は所轄の警察署(生活安全課)に事前に確認するのが安全です。申請手数料は19,000円程度、許可までの期間は40日前後が目安です。

メルカリ販売だけで月いくらくらい稼げますか?

個人差が大きく、不用品販売の段階では月0〜2万円、中古せどりに進んで月1〜5万円、新品物販まで広げて月3〜10万円程度が目安です。仕入れ規模・回転率・ジャンル選びで上下します。「月10万」を保証するような表現は誇大広告に該当する可能性が高いため、目安として捉えてください。

初期費用はいくら必要ですか?

不用品販売は0円から始められます。中古せどりに進む場合は、古物商許可の申請手数料19,000円程度+仕入れ資金として数万円〜10万円程度を目安に確保しておくと無理が出にくくなります。最初から大きく仕入れず、回転率を確認しながら段階的に増やす運用がお勧めです。

扱ってはいけない商材はありますか?

医薬品・医薬部外品(薬機法)、食品(食品衛生法)、化粧品(製造販売業の許可関連)、チケット類(不正転売禁止法)、偽物の疑いがあるブランド品などは、個人が安易に扱うとリスクが高いジャンルです。各官公庁の公式情報を確認し、判断に迷う商材は最初から扱わない方針にすると安全です。

利益率はどれくらいを目標にすればいいですか?

副業せどりでは利益率15〜25%、1ヶ月以内の回転を目標にすると無理が出にくいと言われます(あくまで目安で、商材によって変わります)。販売手数料・送料・梱包資材費を引いた後の「手取り粗利」で計算してください。利益率10%を切る商材は、回転率が極めて速い場合を除き避けた方が消耗しにくくなります。

確定申告は必要ですか?所得区分はどう判断しますか?

給与所得以外の副業所得が年間で一定額を超えると確定申告が必要になるケースがあります。所得区分は、規模・継続性・営利性によって雑所得か事業所得かが変わります。事業所得として認められれば青色申告の特典を活用しやすくなりますが、個別判断は税理士や税務署にご相談ください。仕入れ・売上・経費は最初から記録しておくのが確実です。

会社にバレずにせどり副業をすることはできますか?

完全にリスクをゼロにする方法はありません。住民税の徴収方法を「普通徴収」に切り替えることで給与天引きの住民税額のずれによるバレを抑えやすくなる、と言われています。ただし就業規則で副業が禁止されている場合は、規程違反のリスクと住民税の扱いは別問題です。就業規則を確認し、不安があれば社労士や信頼できる相談先に確認してください。

在庫が売れ残ったらどうすればいいですか?

値下げ・出品先の変更(メルカリ→ヤフオク等)・セット販売・最終手段としての損切り処分、の順で検討します。在庫を抱え込むほど資金が回らなくなるため、出品から30〜60日売れない商品は損切りも含めて判断するルールを最初に決めておくと感情に流されにくくなります。記録シートで回転日数を可視化しておくと判断が早くなります。

参考リンク

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