フクミツ副業コラム
確定申告・税金

副業の確定申告はいつからいつまで?2026年版スケジュールと期限

フクミツ編集部|2026-04-23 公開

この記事の結論

  • 対象期間は前年1月1日〜12月31日の所得。申告期間は翌年2月16日〜3月15日が目安
  • 所得税の納付期限は3月15日、還付金は申告後1〜2か月で振込されるのが一般的
  • 準備は12月末から始めると余裕。会計ソフトで取引を自動取り込みすると短時間で済む

「副業の確定申告はいつやるの?」「何月分まで申告するの?」という疑問を持つ会社員は多くあります。本記事では国税庁の公式情報をもとに、確定申告の対象期間・申告期間・納付期限・還付タイミングを整理し、いつから準備を始めればよいかまでを解説します。

確定申告の対象期間はいつからいつまで?

所得税の確定申告の対象となるのは、その年の1月1日から12月31日までの所得です。たとえば2026年分の確定申告を行う場合、対象となるのは2026年1月1日から2026年12月31日までに発生した副業の所得です。 ここで言う「所得」とは、収入から必要経費を引いた金額を指します。報酬の振込日ベースではなく、報酬が確定した日(納品・検収が完了した日など)で計算するのが原則です。 年をまたぐ案件の場合、どちらの年に計上するかの判断が必要になります。契約条件や納品タイミングで変わるため、迷ったら税理士に確認するのが確実です。

申告期間は毎年2月16日〜3月15日が目安

確定申告の申告期間は、原則として対象年の翌年2月16日から3月15日までです。2月16日や3月15日が土日祝日の場合は、翌営業日にずれます。 2026年分の確定申告の場合、2027年2月16日(火)から2027年3月15日(月)が標準的な期間です。e-Taxの場合は24時間受付されるため、期間内ならいつでも送信できます。 期限を過ぎると「期限後申告」扱いとなり、無申告加算税(本来の税額の5〜20%)と延滞税が課されるリスクがあります。期限ギリギリのタイミングは税務署や会計ソフトの問い合わせが混み合うため、余裕を持って取りかかりましょう。

所得税の納付期限と納付方法

所得税の納付期限は、確定申告の提出期限と同じく原則3月15日(翌営業日)です。申告書を提出しても、税金を期限内に納付しないと延滞税が発生する点に注意してください。 納付方法は以下から選べます。 ・口座振替(振替納税):4月中旬の引落しにできる。実質的に納期が1か月延びる ・e-Taxでダイレクト納付 ・インターネットバンキング ・クレジットカード納付(決済手数料あり) ・コンビニ納付(30万円以下) ・税務署・金融機関窓口 振替納税を利用すると、3月15日ではなく4月20日前後の引落しになるため、資金繰りの余裕を作りやすくなります。初回は振替納税依頼書の提出が必要です。

還付金はいつ振り込まれる?

源泉徴収されている副業報酬が多い人は、確定申告で税金が還付されるケースがあります。還付金の振込時期は申告方法と時期によって変わります。 ・e-Taxで申告:申告から2〜3週間程度で振込される傾向 ・書面で申告:申告から1〜2か月程度で振込される傾向 2月上旬など、申告期間の早い時期にe-Taxで提出した人ほど、還付が早く振り込まれる傾向があります。3月に入ると税務署が混み合い、処理に時間がかかることがあります。 還付金の振込先口座は確定申告書で指定します。本人名義の預貯金口座を正確に記入しましょう。還付額や振込予定日は、e-Taxのメッセージボックスから確認できます。

住民税の納付スケジュール

確定申告をすると、データが自治体に共有されて住民税が計算されます。住民税の納付時期は、所得税と異なり1年遅れになる点に注意してください。 2026年分の所得に対する住民税は、2027年6月〜2028年5月の間に納付します。納付方法は2つです。 ・特別徴収:本業の給与から天引き(会社員のデフォルト) ・普通徴収:自治体から納付書が送られ、自分で年4回に分けて納付 副業分の住民税を会社に知られたくない場合は、確定申告書の第二表で「自分で納付」を選択することで、副業分のみ普通徴収に切り替えられるケースがあります。ただし自治体によって運用が異なるため、不安なら事前に自治体の住民税課へ確認するのが確実です。

いつから準備を始めるべき?

確定申告を慌てずに終わらせるには、年内から段階的に準備しておくのが現実的です。 ・12月:その年の収入と経費を会計ソフトに整理。不足している領収書を集める ・1月:源泉徴収票・支払調書が届く時期。控除証明書(生命保険・iDeCo・ふるさと納税等)を揃える ・2月上旬〜中旬:e-Taxで申告書を作成して送信 ・3月:遅くてもこのタイミングで提出。還付を早くしたい人は2月中に 会計ソフト(freeeやマネーフォワード)を使っていれば、銀行口座・クレジットカードの取引を自動取り込みできるため、年内から記帳しておくと申告書作成は1時間程度で済むケースが多くあります。 初めての確定申告で不安なら、税務署の無料相談や税理士の初回無料相談を活用するのも有効です。副業の詳細や個別の税務判断は、専門家に確認するのが確実です。

よくある質問

Q. 2026年に副業を始めた場合、最初の確定申告はいつ?

2026年中の所得を、2027年2月16日〜3月15日の期間に申告します。所得が年20万円以下の会社員は所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は自治体に別途必要な場合があります。

Q. 3月15日を過ぎてしまった場合は?

期限後申告として受け付けられますが、無申告加算税と延滞税が課される可能性があります。気づいたらできるだけ早く提出するのが望ましい対応です。税額が確定している場合は、自主的な期限後申告のほうがペナルティが軽くなる傾向があります。

Q. 申告期限の延長はできますか?

災害などの特別な事情がある場合は延長が認められるケースがあります。過去にはコロナ禍で一律延長された年もありました。個別の事情がある場合は税務署に相談してください。

Q. e-Taxと書面提出、どちらがおすすめですか?

e-Taxのほうが還付が早く、青色申告特別控除額も大きくなるため、可能であればe-Taxが推奨されます。マイナンバーカードとICカードリーダー(またはスマホ対応アプリ)があれば自宅から完結します。

Q. 還付金が振り込まれないのですが?

まずe-Taxのメッセージボックスで処理状況を確認してください。通常は申告から1〜2か月で振り込まれます。それ以上経っても振込がない場合は、管轄の税務署に問い合わせるのが確実です。

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